kaleidlife

父の70回目の誕生日。ついでに集中治療室から脱出3周年記念(?)。
とうとう稀な人(古希。「人間七十古来稀なり」に由来。)になったねぇ、なんて電話かけてみました。

嗜好や味覚、そして性格は父と私は良く似ています。
うちの家族で好んでお酒を嗜むのは父と私だけですし、今は二人ともやめましたが煙草もそうです。
実家に帰ったときには、庭で二人でぼへーっと煙草すいながら話してたもんでした。

看護士の友人と話していたとき、「お父さんがお酒飲むなら休肝日設けたほうがいいよー」と言われたので、その話をしたのですよ。
そのときの父の返事。

「酒も飲めない、歌も歌えない（←趣味で歌やってます）んじゃ、生きていても面白さがないよ。」

父ほどの酒好きじゃないですが、たぶん家族で唯一あたしだけがその思考をかなり正確にトレースできるんだと思います。
酒も煙草も、過ぎれば害になりますが、間違いなく楽しみの一つでしたから。

ただ生きるんじゃなくて、楽しく生きたいと思うのが間違っているとは思わない。
ならせめて、おいしいお酒を贈ってみようかね。